■乳酸菌食品の代表選手といえばやはり「ヨーグルト」
これを世界で一番最初に食べた人は偉大だと思います。
だって、牛乳が酸っぱくなってるんですよ? どろどろしてるんですよ? どう考えても腐ってます。いくらおなかがすいていたとしても口に入れるのはためらってしまいます。
「発酵」と「腐敗」の定義は人間に役立つかどうか、なので、たしかに「腐ってる」には違いないのですが……。
日本人の八割は乳糖を分解できない「乳糖不耐症」だといわれています。牛乳を飲むとお腹がごろごろするという人は、乳糖を分解することができない体質の人。
乳酸菌の働きによって乳糖が分解されているため、ヨーグルトなら大丈夫という人も多いです。
■我が家でヨーグルト!
数年前に話題になった「カスピ海ヨーグルト」。ブームは去った感がありますが、家庭に定着したということかもしれません。ご自身のおうちや、知り合いのおうちで作っている方が今もいらっしゃると思います。
私もその一人。
この菌は常温でも繁殖するので、牛乳を混ぜて室温に置いておけばOK。
ふつうのヨーグルトよりもねっとりしていて、酸味はあまりありません。
さらさらした普通の牛乳が、一晩置いただけで雪のように真っ白なとろとろのヨーグルトができているのを見たときは「乳酸菌が生きてる!」と感動しました。ペットが飼えない環境なので愛着さえ感じます。
出来上がったら、まず最初にきれいなスプーンでひとすくい。これは種菌を確保して次回に使うためです。熱湯で消毒した小さなガラス瓶などに保管してください。
私にはこの菌が合っていたらしく、二週間ほど続けるうちにずいぶんお腹の調子がよくなりました。もう手放せません。
乳酸菌は丈夫なのであまり神経質になる必要はありませんが、粘りが弱くなった、異臭がするようになった……など、今までとちょっと違うな、と感じることが出てきたら思いきって捨ててしまいましょう。ちょっとかわいそうな気もしますが……。
同様に、知り合いの方から分けていただく場合も、知らず知らずのうちに雑菌が混入している場合があります。種菌を販売しているところから定期的に購入したほうがより安心でしょう。といっても私は業者さんの回し者ではないので、そのあたりは自己責任でお願いします。
カスピ海ヨーグルト以外にも、市販のものを種菌にして作るヨーグルトもあります。この場合、菌が繁殖する温度を保つためにヨーグルトメーカーや保温材が必要になります。
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