■おつきあいは長いのです
乳酸菌は自然界だけではなく、人間の腸内や女性の膣などにも生息しています。とするとそのつきあいは人類誕生……それどころか、人類が人類としての歴史を刻み始めるよりも前? ということになります。
食品としての利用も古く、数千年も前から発酵食品には欠かせない存在でした。
もちろん昔の人がそれを細菌の働きであると理解していたわけではありません。
乳酸菌の姿と性質を発見したのはコッホと並んで「細菌学の父」といわれるフランスの科学者ルイ・パスツール。彼はアルコールが酸っぱくなる理由を調べているうちにその原因となる菌を見つけました。
この発見により、それまでよくわかっていなかった発酵や腐敗の原因が微生物の働きによるものだということが科学的に証明されたのです。
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